旭川の家具メーカー、カンディハウス(永山町六)の新ブランド「ippon(いっぽん)」のギャラリーが十四日、本社一階にオープンした。

 ipponのブランド理念は「Long&Slow」。良いものを長く使ってもらうのがコンセプト。家具のレストア(修理・再生)と、旧ブランド 「ホック」と「インテリアセンター」の製品と「カンディハウス」の商品を下取りして自社工場で再生し、「ヴィンテージ家具」として販売する。

 無垢材やオイル仕上げなど、天然素材を使い、メンテナンス、レストアをより身近に感じさせる工夫や、道具を使わずに家具の部品着脱が可能なオリジナル製品の開発など、新しい試みが行われている。

 ギャラリー内では、旭川の工房家具やクラフト品約百点をセレクトして展示販売するブースも設けられている。取扱いは八社(タンノ/コサイン/木魂/淳工房/TUC/to・mo・ni/早見賢二/メーベルトーコー)。

 営業時間は午前十時から午後六時(月曜は午後五時まで)。水曜定休。問い合わせは同ギャラリー(℡47―9911)へ。

 WEBサイト(www.ippon-gallery.com)