専門学校生を対象とした旭川信用金庫の金融講座が十月二十七日、旭川高等技術専門学校(緑が丘東三の二)で開かれた。

 約百八十人の学生を前に同金庫の佐藤公俊・地域貢献室長が「生活設計とお金について」をテーマに、金融機関の役割や生活設計の考え方など、実例を交えて話した。

 同金庫ではこれまで小中学生を対象に金融講座を企画してきたが、専門学校生を対象にするのは初めて。

 佐藤室長は「近年は若年者の多重債務者が増えている。この先の人生、どのような出来事で支出・収入があるかを私たちが伝えることで、しっかりとした人生を歩む助けになれば」と話していた。