旭山動物園東門正面にある「旭山雪の村・冬の遊園地」が十七日にオープンし、家族連れや観光客で賑わっている。

 なだらかな斜面にはロープトウが設置され、初心者向けのゲレンデが作られている。スキーやボードのレンタル(各千円)も行っており、その場ですぐ に体験も可能だ。頂上までは圧雪車の周遊コース(中学以上五百円・小学以下二百円)が続いている。頂上からは市内が一望でき、記念写真を撮る家族も多い。

 スノーモービルが牽引するスノーバナナとスノーラフティング(中学以上四百円・小学以下二百円)はスピード感たっぷりのメニュー。この日体験試乗した感想は、顔面で受けるスピード感やゲレンデを滑り降りる際のフワッと体が浮かぶスリルにいい歳をして大騒ぎしてしまった。

 奥には自ら運転するスノーモービル(高校生以上六百円)やミニバギー(小五以上二百円)コースが広がる。無料で遊べるチュービングコースも整備されており、大人から子どもまで寒さを忘れて楽しめる。

 また、好きな乗り物に三回乗れるスリーライドチケット(中学以上千円・小学以下三百円)もロッジ「レストハウス雪の村」で販売中。地場の野菜と味噌をふんだんに使った豚汁(三百五十円)が外の遊び冷えた身体には一押しのメニューだ。

 営業時間は午前十時から午後四時まで。三十日から元旦までは休み。問い合わせは(℡36―1941)まで。