アイウエアショップ北斗(大町一ノ三)二階の「ギャラリー風の隠り処(こもりず)」で、旭川出身のART書道家・本田蒼風さん(30)の作品展が二十八日(水)まで開かれている。

 本田さんの作品は墨とゴールドの塗料を組み合わせたアート作品。漢字のルーツから紐解いた作風は海外でも高い評価を受けている。

 「地元で作品展をするのは、書道家歴四年にして初めて。私の書道家としての道すじを作った土地ですから半端な気持ちではできませんでした。実は、 書道を一生の仕事とするなんて思っていなかったんです。就職先の英会話スクールで、ネイティブの海外の人たちに漢字の意味を質問され、答えているうちに、 『漢字のルーツ』に惹かれました。パフォーマンスも大事にしています。書道は一筆一筆、その瞬間に作品が生まれますから」と笑顔で話す。

 会場では、掛け軸や書がプリントされたバッグなども展示販売されている。問い合わせは同店(℡53―8888)へ。営業時間午前九時半から午後八時まで。