第一回北海道雪合戦ランキング戦「第三回北海道雪合戦選手権大会」が十五日、旭川ドリームスタジアムで開かれた。道内各地から男女合わせて二十四チームが出場。初代チャンピオンの座を目指して熱戦が展開された。

 北海道雪合戦連盟(堀口一夫会長)の主催。今年度から、一部、二部、三部以下のランキング制を取り入れたことを受けて初めて開催された。

 競技は平成元年に壮暼町で昭和新山雪合戦が開催され、産声を上げた。今では国内はもとより、世界八カ国で開催される国際イベントに成長した。道内には、七百を超えるチームが活動している。四年前には、北海道体育協会に加盟し、スポーツとしての認知度も高まっている。

 七人で一チームを作り、一セット3分を3セット行う。一セット九十球の雪球を使用し、相手陣内にあるフラッグを奪ったチームの勝利。フラッグが奪えなかった時は、雪球を相手選手に当てて退場させ、選手が多く残っているチームが勝ちとなる。

 コートには雪で作られた七カ所の壁(シェルター)が設けられ、選手は壁に隠れながら雪球を巧みによけ、フラッグの獲得を目指して前進した。

 ◆第1回北海道雪合戦ランキング戦「第3回北海道雪合戦選手権大会」(15日・旭川ドリームスタジアム)=カッコ内は支部

 ▽1部 ①SATT(道央)②AS・SC(胆振)③リダクションCO2G(道央)▽2部 ①風前の灯火(道央)②あすとろうず。(道央)③せたな レスキュー(渡島檜山)▽3部 ①Team Dog(道北)②網走市選抜(オホーツク)▽北海道クィーンカップ ①湧別シェイカーズ(オホーツ ク)②L(道北)