東海大学旭川キャンパス(忠和二二四)の四年生が一年間かけて制作した卒業研究作品展が三十一日(火)から、デザインギャラリー(宮下通十一)で開催される。

 古代エジプトの椅子を忠実に再現した作品や、道産のシラカバ材を利用したテーブル、旭川駅北側に設置を仮想した補助犬訓練施設群などの作品をなど、四年間に培った自由なデザインの発想と製作技術の集大成約五十点が一挙に展示される。

 同大くらしデザイン学科四年生で作品展の実行委員長を務める前田杏寿さん(21)は、「作品そのものだけでなく、制作に至る経緯や背景もパネルで理解して頂ければ、より深く楽しめると思います」と見どころを話す。

 入場無料。二月五日(日)まで。同ギャラリーの開館時間は午前十一時から午後五時まで(最終日のみ午後三時閉館)。三十一日(火)午前十一時からは賞の発表などを行なうオープニングセレモニーが行なわれる。

 問い合わせは同大事務室(℡61―5111)まで。