3・11から一年の日に合わせ、岩内で原発問題を研究している斉藤武一さんを招き、追悼とともに脱原発を考える講演会が3月11日(日)午後2時半から、旭川勤労者福祉会館(6ノ4)で開かれます。3・11原発を考える実行委員会(苅屋重信会長)の主催。

 斉藤さんは1953年(昭和28年)生まれ。泊原発の温排水が海に与える影響を調べるために30年以上、岩内港で海水温の測定を続けています。 03年(平成15年)に25年間の水温・気温の変化をまとめた市民論文を発表。同年に著書「海の声を聞く」を出版し、長年に及ぶ観測の日々をつづっていま す。現在は学習塾を経営する傍ら、岩内原発問題研究会の代表を務めています。

 講演では、これまで体験したことをもとに作製した紙芝居を使い、分かりやすく原発が不要である実態を訴えます。

 チケットは一般、学生とも500円。こども冨貴堂(七条買物公園)で扱っています。

 問い合わせは事務局の宮崎勲さん(TEL31―8413)へ。