サケの稚魚を一緒に放流しませんか――。大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)が、八日(日)午前十時から行う「サケ出発式」の参加者を募集しています。

 同会では、家庭でサケの卵を孵化(ふか)させ、石狩川に稚魚を放流する活動を一九八四年(昭和五十九年)から続けています。今年で二十九回目の放流となります。

 昨年秋、たくさんのサケが石狩川に帰ってきたのは私たちの記憶に新しいところです。多くの産卵床が確認されており、これらの卵が孵(かえ)り、ま た産卵のために遡上するサイクルが、石狩川に取り戻される日も近いと、長年活動を続けてきた守る会のメンバーたちは意気込んでいます。

 出発式の場所は、秋月橋の右岸広場(末広側)です。申し込み不要。放流用の容器を持参してください。長靴があると安心です。

 問い合わせは橋詰さん(090―9432―6572、平日は午後六時~九時)へ。