市内の企業に入社する新入社員の合同激励式が三十日、旭川商工会議所(新谷龍一郎会頭)でおこなわれた。今年で五十三回目を迎える激励式には、会議所に加盟している企業四十社、八十九人の新入社員が参加した。 

 新谷会頭は「厳しい就職戦線を勝ち抜いて新しく社会人となったみなさんは学生気分を捨て、やる気、元気、負けん気を持って会社の戦力となっていただきたい」と励ました。

 西川将人市長は「みなさんは旭川市の将来を担う宝です。大いに活躍してもらえるよう市も応援していきたい」とエールを送った。

 また昨年入社し、激励式に出席した丸果旭川青果卸売市場の中田大地さん(23)は「この一年間、上司や先輩から多くを学ばせていただきました。みなさんも困難や失敗にめげず、自分を信じて、一歩一歩前進していだだきたい」とアドバイスした。

 新入社員を代表して日本メディカルプロダクツの手代木(てしろぎ)祐也さん(22)は「世の中に必要となる社会人となり、自分の力を発揮できるよう努力する、信頼される社員となります」と力強く宣誓した。

 この後、「スタートダッシュが肝心!四月が勝負!」をテーマに新入社員マナー研修がおこなわれた。