旭山動物園の東門正面にある「レストハウス雪の村」が、動物園の夏期開園に合わせて二十八日、オープンする。今年も冬の間に保管していた天然雪を七月中旬から展示し、周辺に季節ごとの花を飾ってお客さんを出迎える。

 旧旭山スキー場のロッジをメイン施設に使用する。食事のほか、トイレ、休憩施設、旭山動物園グッズコーナーもある。

 道産の豚肉に東旭川産の有機・減農薬米「のこすとばちあたり」を使用し、こだわりのタレをかけた「ぶた丼」(五百五十円)が人気メニュー。

 このほか、「こだわりの玉子かけごはん」(三百五十円)、ピリ辛の和寒ジンギスカン(野菜付き三百㌘・八百円)、旭川の老舗豆腐店の油揚げを使った「きつねそば・うどん」(大揚げ四百五十円、小揚げ三百七十円)、旬の野菜エキスなど十八種類をブレンドした奥深い味の「みそラーメン」(五百円)などメニューは豊富だ。

 展示する天然雪は、江丹別の雪を冬の間にプラスティック製の袋に入れ、地中に埋めて保存したもので八月中旬まで毎日展示する予定だ。

 営業は十一月三日までの午前十時から午後四時。問い合わせは、レストハウス雪の村(TEL36―1941)まで。