原発をテーマにドキュメンタリー映画を撮り続けている鎌仲ひとみ監督の講演会が二十八日午後六時半から、サン・アザレア(六ノ四)で開かれます。

 主催するチーム「今だから」は、「三・一一」をきっかけに市民有志が結成したグループで、昨年四月以来、鎌仲監督の作品「六ヶ所村ラプソディー」「ヒバクシャ―世界の終わりに」「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会を連続で開催しました。今回は、監督を旭川に招いて、じっくり話を聞こうという企画です。

 鎌仲監督は、一九五八年(昭和三十三年)富山県生まれ。〇三年に発表した「ヒバクシャ―世界の終わりに」で第九回平和・協同ジャーナリスト基金金賞グランプリなどを受賞。「六ヶ所村ラプソディー」は国内外六百五十カ所で上映会が開かれています。

 資料代として一般千円、大学生・障がい者五百円、高校生以下無料。問い合わせは、こども冨貴堂(七条買物公園・TEL25―3169)へ。