北方建築総合研究所の旭川移転十周年を記念する「調査研究発表会」が十七日午前十時から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)で開かれます。

 「建物の保全と構造」「省エネルギーと室内環境」「地域と建築」「安心・安全な地域づくり」「材料活用と長寿命化技術」について研究成果が発表されます。

 また午後四時五分からは、福島第一原発の事故を受けて脱原発を決めた、環境先進国のドイツの住宅省エネ施策について、同所の鈴木大隆研究部長が特別報告します。日本のエネルギー政策にも関わっている鈴木部長が「ドイツの住宅省エネ施策と日本の今後の動向」と題して報告します。

 一般の人も参加できます。希望者は氏名・住所・電話番号とメールアドレスを明記し、ファクス(66―4215)かメール(hokusoken.h23a@gmail.com)で申し込んでください。

 問い合わせは、同所企画調整部企画課企画グループ(TEL66―4218)まで。