旭川の優れた製品と技術力を全国に発信しようと十四日から三日間、「ものづくり博覧会」が旭川地場産センターで開かれた。旭川商工会議所などの主催。

 機械金属や建築建材、家具クラフト、情報通信などの分野で技術力を誇る九十八社に加えて、旭川高専、旭川工業高校、旭川実業高校などの学生・生徒らも参加。会場には三日間で約二万五千人が足を運んだ。

 初日の十四日は出展企業とのビジネスマッチングを目的に個別商談会を開催。各ブースでは出展製品について、熱心に質問する光景があちこちで見られた。

 十五、十六日の両日はロボコン体験やロボット相撲、タイルを使ったアート、旭川産の米粉を使った団子つくりなどが行われ、たくさんの家族連れでにぎわった。

 三年前につづき二回目の開催。商工会議所の担当者は「大勢の市民の皆さんが来場し、市内の企業を知ってもらうよい機会となったと思います。今後は、これをビジネスにつなげる努力をしていきたい」と話していた。