旭川菓子産業労連(高橋紀博代表)がクリスマスを前にした十九日、市内の社会福祉施設五カ所にクリスマスケーキをプレゼントした。

 市内神居町富沢の障がい者支援施設・旭川ねむのきの園(古山慶一施設長)では、入園者三人が高橋さんを迎えケーキを受け取った。

 古山さん(60)は「毎年、この時期を入園者たちは楽しみにしています。いただいたケーキは私どもの関連施設にもおすそ分けをしています。本当にありがとうございます」とお礼を述べていた。同園では二十一日に開くクリスマス会で、入園者たちにケーキが振舞われた。

 ケーキは壺屋総本店とロバ菓子司が協賛し、同園のほか旭川育児院、希望学園、北海道療育園、恵生会ワークハウスひまわりに、組合員四人が手分けして、それぞれ二十個ほどを届けた。

 高橋代表(48)は「現組合の前身、中小企業労連の時代から続けているので、二十数年になると思います。これからも、できる限り続けていきたい」と話した。