3・8国際女性デー旭川集会が三月八日(金)午後六時半から、旭川市民文化会館で開かれます。同実行委員会(帰山育子委員長)の主催。

 集会では原発についての講演が行われます。講師は、元北電社員の水島能裕さん(65)です。六九年(昭和四十四年)に北電に入社し、旭川支店に勤務。在職中から原発に反対していました。二〇〇五年(平成十七年)に北電を定年退職。二〇一二年から原発ゼロをめざす旭川連絡会代表幹事などを務めています。

 水島さんは、原発とはどういうものなのか、また原発がなくても電力は足りていることを、データをもとに、道内や東北各地で講演しています。

 当日のテーマは「原発から再生可能エネルギーへ」。水島さんは最近、南ドイツとオーストリアを視察しました。オーストリアの小さな村ギュッシングでは、バイオマスを中心に村で必要とするエネルギーの約三倍を生産し、他地域に送っています。また自動車燃料にはガソリンを使わず、牧草から作ったエタノールを使用しています。講演では視察報告に加え、日本での可能性について話す予定です。

 参加費は五百円。問い合わせは、新日本婦人の会旭川支部(TEL26―2949)へ。