比布町との境界にある自然公園・突哨山で、四月末から五月にかけて、山を訪れる人たちのガイドを務める「花案内人」の養成講座が四月十四(日)、十五日(月)の両日、市民活動交流センター(市内宮前通東)で開かれます。突哨山の指定管理者になっているNPO法人もりねっと北海道などの主催です。

 雑木林が広がる同山は、雪解けと同時に、野草のカタクリやエゾエンゴサクの大群落が一斉に開花します。この時期、山全体を覆うように咲く花々を鑑賞しようと、全国から“花見客”が訪れます。

 「花案内人」は、現場で花々や突哨山について、短時間のガイドをしようというもので、二〇一一年からスタートしました。

 養成講習は、無料です。室内講義が四月十四日が午前九時半から、翌十五日は午後六時半から、いずれも二時間半。どちらか一回の受講が必要です。現地実習は四月二十一日午前九時から正午まで、突哨山で行います。過去二年、花案内人を務めた人は、室内講義は省略できます。募集の締め切りは四月十一日です。

 案内人としての活動は、四月二十七日から五月六日までの十日間。午前十時~正午、午後一時~三時の半日交代制です。各自の都合に合わせて活動してもらいます。報酬はありません。

 資格は問いません。人との交流が好きで、花や自然、突哨山の歴史や魅力を紹介したい、突哨山の自然を学びたいと考えている人ならば誰でも参加できます。また、花案内の活動に参加できない人でも受講できます。

 申し込みと問い合わせは、午前九時から午後五時までに、NPO法人もりねっと北海道(TEL・FAX76―2006、Eメール ask@morinet-h.org)まで。