春の野草カタクリやエゾエンゴサクの花を楽しむ「カタクリフォーラム」が四日、比布町との境界にある突哨山で開かれた。市民グループ、カタクリ楽団(堀川真代表)の主催。

 この山にゴルフ場計画が浮上したのをきっかけに二十年前、身近な自然を守ろうと始まったイベントだ。

 今年は稜線にも雪が残っていて、花はまだつぼみの状態。それでも、雑木林の散策路を巡る観察会には五十人ほどが参加した。

 麓のビニールハウスでは、フリーマーケットや演芸会が開かれ、親子連れらが大道芸人の三橋とらさんの紙芝居屋=写真=などを楽しんだ。