柳家はん治と三之助の二人会が六月二十七日夜、高砂酒造の酒蔵で開かれた=写真。絵本作家のあべ弘士さんとその仲間でつくる「かわうそ落語会」の主催。

 はん治ファンのあべさんが、地元で噺を聞きたいと二〇〇五年夏から始まり、今年で八回目。昨年からは、弟弟子の三之助が加わった。

 前座の小はぜと三人で、古典、新作合わせて五つの噺を演じた。中入には、高砂が振る舞い酒をサービス。明治時代に建てられた酒蔵は、にぎやかな笑い声であふれた。