旭川ガスと日本通運が共同で二十三日、市内十六カ所の保育園に雪だるまをプレゼントした。

 「スノーファンタジープロジェクト」と名付けたこの企画は、旭川ガスと日本通運旭川支社が地域貢献を目的に一昨年から取り組んでいる。

 冬場にコンテナに詰められた雪は旭川ガス永山工場内で保管され、従業員が高さ約三十㌢のスチロール製のだるまの型に百体以上詰め込んだ。

 この日、日本通運のトラック二台が各保育園に十個ずつ配達した。九時半にトラックが一番乗りした永山おおぞら保育園(永山五ノ十五)では、園児たち七十二人がトラックをお出迎え。型から取り出された雪だるまに歓声をあげた。そして待ってましたとばかりに雪と戯れた。

 杉山勝美園長は「遊び方を話し合ったりしましたが、子どもたちに自由に遊ばせることにしました。園児たちはこんなにも喜んでいます。素晴らしいプレゼントに感謝します」と話していた。