第一回ふれあい「農」フェスタが十八日、旭神町の特設会場で開かれた。時折雨が降る天気だったが、大勢の家族連れで賑わった。

 農作業着などを販売する大志企画(渡辺比呂志社長)と農家の若手後継者らで結成する旭川農業青年の会A2のメンバーの主催。次代の農業の担い手となる子どもたちに農業の楽しさを知ってもらおうと企画した。

 刈り取りを終えた麦畑の会場には焼き鳥など飲食の屋台のほか、新鮮な野菜の直売や農業製品などを販売するテントが並んだ。子どもたちの遊具も置かれ、大人から子どもまで楽しめた。

 また、会場内にはトラクターが展示してあり、その試乗会や子どもとトラクターの綱引き大会、牧草ロール転がしレースなど盛りだくさんのイベントで会場は大盛り上がった。

 主催した渡辺社長は「住宅地のすぐ近くに農家があるのに、多くの人たちは農業について知らないのが現状です。子どもたちが将来進路を考えるときに、農業がその選択の一つになるよう、今後もイベントを通じて周知していきたい」と話した。