十四日に両神橋右岸で行われた「花火 in KAGURA」のステージに、山崎由美子エルモラード・フラメンコ教室の生徒たちが出演、情熱の舞を披露した=写真。

 この花火大会での出演は九九年(平成十一年)から続いており、今年で十五回目。花火の前のステージを毎年楽しみにしている人、またこれがきっかけでフラメンコのファンになったという人も多い。

 夏の夜の帳が下りる中、ステージには勢い良く燃え上がるかがり火が。幻想的な雰囲気の中、生徒たちは熱情とあわせてセンチメンタルさも感じさせるステージを展開した。「セビジャーナス(夏の祭り)」「ソレア(孤独)」「ブレリア(宴の終わり)」など六曲を踊り、会場はスペインの空気に包まれた。