ラテン音楽界の巨匠ジョバンニ・イダルゴら七人の音楽家を招き、第十八回「ジャズマンス・イン・旭川(JMIA)」が十七日(日)午後六時半から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)で開かれます。実行委員会の主催。

 一九九五年に始まったJMIAは同ホールを拠点に十七年間にわたり、コンサート開催のほか、音楽療法の紹介と実践、自閉症の音楽教室や小中学生によるジュニア・ジャズオーケストラの創設、世界一流音楽家と地域の人たちとの交流、アジアの子どもたちを招いた演奏と交流など、多岐にわたる活動を展開してきました。

 パーカッション奏者のジョバンニ・イダルゴは、JMIAのために三回来旭し、「弱者の視点」に立った活動をしています。今回も十二日のワークショップに始まり、十三日のあかしあ労働福祉センターでの演奏、十四日の東川養護学校での演奏の後、十六日は若者たちの音楽祭「カムイ・クリエイティブミーティングファイナルコンサート」に出演します。

 イダルゴのほか、ルイスジョバンニ(トランペット)や多田誠司(アルトサックス)、中川英二郎(トロンボーン)、椎名豊(ピアノ)、中川健吾(ベース)、藤井摂(ドラムス)、それにジャズマンスを企画・主宰する佐々木義生(ベース)も参加します。

 前売チケットは一般・三千五百円、高校生以下とハートフル・二千五百円(全席自由、当日券は各五百円増)。大雪クリスタルホール売店、ヤマハミュージックリテイリング旭川店、玉光堂フィール店、冨貴堂各店(南六条・豊岡・末広)、コーチャンフォー旭川店ミュージックコーナーで発売中。