春の交通安全運動に合わせて北工学園モータースクール(東鷹栖一ノ一)が十二日、教習所の一日開放をおこなった。 メインテーマは子どもと高齢者の事故防止。地域の保育園から四十四人の園児、市内の老人クラブから三十七人のお年寄りが参加した。

 旭川中央警察署の署員による安全講習やダミー人形を使った飛び出し事故再現が行なわれ、園児らに事故の危険性を伝えた。また、旭川方面本部機動警察隊からパトカー一台が駆けつけ、園児らと記念撮影をしたりパトカーに乗車体験するなどした。

 同校は、春と秋の交通安全週間に合わせて教習所開放を行っている。渡辺順一副管理者は「地域と連携し交通安全の意識向上と高齢者や幼児の事故被害の抑止に協力するのが自動車教習所の役割だと自負しています」と話していた。