「TPPの土俵から撤退できないか」を考える勉強会が十六日(金)午後六時半から、当麻町農村環境改善センター(同町四条東二丁目)で開かれます。とうま九条の会(梁川勝利代表)の主催。「道新出前講座」としての開催です

 講師は、北海道新聞編集委員の久田徳二さん。現在、北大農学部と道新の連携企画「あぐり博士と考える食と農」(月四回程度朝刊で連載)などを担当し、食や農水産の現場を取材し続けている記者です。

 町の基幹産業の農業が潰されてしまうのではないか。農業にとどまらず、遺伝子組み換え作物がはびこり、農薬や食品添加物の使用基準が緩和されてしまうのではないか。そんな不安や危機感を共有しながら、国民に交渉の過程がほとんど知らされないまま進むTPP(環太平洋経済連携協定)について考えます。

 参加費は、三百円。問い合わせは梁川さん(℡84―3718)へ。