「すべての子どもがであう学校図書館」と題する講演会が六月十四日(土)午前十時から、旭川中央図書館視聴覚室で開かれます。旭川の学校図書館を考える会(市川詔子代表)の主催。

 講師は、独自の施策で市内の小中学校の学校図書館に正規の職員として司書を配置している岡山市で十一年間、学校司書として勤務した梅本恵さん。現在は、学校図書館づくりについて発信する情報交換誌「ぱっちわーく」の事務局長を務めています。

 「学校図書館に人を」を合言葉にする考える会の活動に応えて、旭川市は二〇〇五年(平成十七年)から、非常勤の嘱託職員として学校図書館補助員の配置を進めてきました。子どもたちが自ら学んだり、豊かな読書環境を獲得するのを支援する学校図書館活動を担う人の役割や専門性について、梅本さんが実例をもとにたっぷりと話します。

 参加無料。本や図書館、教育などに関心がある人なら誰でも聴講できます。問い合わせは、市川さん(℡34―3333)へ。