映画「シロウオ」の上映会が十六日(金)、旭川建設労働者福祉センター「サン・アザレア」で行われます。チーム「今だから」の主催。

 「フクシマ」から三十年以上も前に、「いつか必ず原発事故は起こる」と住民が反対運動に立ち上がり、原発建設計画を断念させた場所が全国に三十四カ所もあった。紀伊水道をはさんで、住民たちが協力し合い、原発計画を止めたのが、徳島県阿南市椿町の「蒲生田原発」と和歌山県日高町の「日高原発」だった。

 チェルノブイリ原発事故が起きる前、もちろん「フクシマ」の遥か昔に、なぜ住民たちは原発の危険性を見抜き、原発マネーを拒否して、計画を追い出すことができたのか。当時、反対運動に関わった住民の証言を集めた百分のドキュメンタリーだ。

 上映は①午前十時から、②午後二時から、③午後七時からの三回。②と③では、かさこ監督のお話会があります。

 前売りチケットは千円(当日千二百円)。大学生・障がい者は五百円。高校生以下は無料です。こども冨貴堂(七条買物公園・℡25―3169)、きっちんらいる(鷹栖町十六線八号・℡87―5046)で扱っています。