「道北スイーツ倶楽部」に加盟する道北三振興局(上川・宗谷・留萌)管内の八社の菓子メーカーがそれぞれ作ったダッグワーズ(アーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子)が、今月八日から新発売される。

 同団体は、道北地域のお菓子のおいしさを全国に発信することを目的に、菓子業者のほか製粉、流通、パッケージなどの異業種企業が二〇一〇年に設立。四年前に初めて「北海道カステラ」を発売し、第五弾となる今回は「8ッ星ダッグ輪~ず」と銘打ち、各社が独自色豊かなダッグワーズを製造、発売する。

 道産小麦「きたほなみ」を原料にした薄力粉と道産米粉の生地を統一し、八社が地場の産品を生地の間にはさみ込んだ。

 参加している菓子メーカーは梅屋(旭川)と小鹿(稚内)、麦菓堂(美瑛)、壺屋総本店(旭川)、ルモンド(留萌)、エチュード(旭川)、あかがわ(上富良野)、まるきた(旭川)の八社。

 価格は一個百五十円に統一。参加店のどこででも八種類を買い求めることができる。

 壺屋総本店の村本暁宣専務は「これからも地域と一体となった菓子作りを目指していきたい」と話している。