子どもへの虐待を考える講演会が七月五日(土)午後二時から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)国際会議場で開かれます。北海道子どもの虐待防止協会道北支部(支部長・沖潤一旭川厚生病院副院長)の主催。

 講師は、関西学院大学人間福祉学部の才村純教授。「深刻化する子ども虐待~一人ひとりにできること」と題して話します。

 才村教授は大学で心理学を専攻後、大阪府の児童相談所に勤務。大阪府福祉部や厚生省児童家庭局児童福祉専門官など、子ども虐待の現場を実体験している研究者です。同省児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会の委員などを務め、著書に「ぼくをたすけて―子どもを虐待から守るために」(中央法規刊)等があります。

 参加費は千円。誰でも参加できます。申し込みの必要はありませんが、こども冨貴堂でチケットを販売しています。

 問い合わせと才村教授に対する質問は、旭川あかしあ保育園・宮崎園長(℡・FAX57―6427、メール akasiaho@nifty.com)まで。