北海道金魚すくい選手権大会が二十一日、北海道護国神社で開かれた。北海道金魚すくい競技連盟(佐藤貞夫会長)の主催で、昨年に続き二回目だ。


金魚すくいは、金魚の生産が全国一の奈良県大和郡山市が盛んで毎年全国大会が開催される。旭川市議の佐藤貞夫さん(60)が大和郡山市を行政視察した際、上田清市長と親交を深めたのがきっかけで、北海道大会の開催につながった。

 大会は小・中学生の部、一般の部、三人一組の団体戦の三部に別れ、三分間で何匹すくえるかを競う。参加選手は約四百人。応援の家族や友人らも大勢駆けつけ、神社の境内はまるでお祭りのような賑わい。境内横には露店も並んだ。

 個人一般の部優勝は森田祐也さん(39)で記録は三十六匹。小中学生の部優勝は大沢好未さん(11)で三十七匹、団体の部は初代チャンピオン道金(札幌)で記録は百九匹。