旭川の景色を描いた絵はがき「旭川街角スケッチ」のシリーズ第七作目が、あいわプリント(三ノ四)から発行された。

 昭和の旭川を生き抜いた建築物を主なモチーフにした絵はがきセットのシリーズだ。地元の「スケッチ研究会」のメンバーが絵を担当している。

 今回描かれた建物と風景は、旧神居古潭駅舎、図書館通り、七条買物公園、十五丁目銀座通り、居酒屋ユーカラ(四ノ七)、馬場ホルモン(七ノ八)、養蚕民家(東旭川町瑞穂)の八点。

 居酒屋ユーカラを描いた米沢靖子さんは「描いてみて初めて、建物自体がとても複雑なのだと分かりました。正面にふんだんに使っている木の質感、その周りの壁の色を描き出すのが難しかったです」と話している。

 旭川土産に、また旭川を離れて久しい人へのお便りにも喜ばれそうだ。

 八枚セット、五百七十一円(税別)。冨貴堂各店、こども冨貴堂、ジュンク堂書店旭川店、髙砂酒造、あいわプリントで販売している。問い合わせはあいわプリント(℡26―2388)へ。