「俳優・三國連太郎との出会い」と題する講演会が三十一日(日)午後一時半から、東川町の好蔵寺(両瀬渉住職・北町八)で行われます。

 語り手の森山潤久さんは一九五二年(昭和二十七年)東京都生まれ。東映演技研究所を卒業後、主に舞台俳優として活躍し、八六年(同六十一年)に故・三國連太郎が原作・監督した映画「親鸞・白い道」に主演しました。この映画はカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞。また森山さんは日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。

 森山さんは〇九年(平成二十一年)に俳優を引退。二〇一一年から真宗大谷派の僧侶として札幌市内の寺院に勤める傍ら、市民に無償で演技指導する任意団体「演技を通しての自己発見」を主宰しています。

 講演では三國連太郎との出会いのいきさつ、そして出会いによってその後の森山さんの人生がどのように動いて行ったかを語ります。

 参加無料ですが、法要の中でお賽銭にご協力を、とのことです。問い合わせは好蔵寺(℡82―2655)へ。