旭川の建築の変遷を学ぶ「わかりやすい建築史講座」が十月、国際交流センター(一条買物公園フィール七階)で開講します。旭川の歴史的建物の保存を考える会(会長・川島洋一東海大学名誉教授)の主催。
川島さんが講師を務め、「旭川における建築形態(デザイン)と建築技術の変遷を学ぶ」をテーマに学ぶ全四回の講座です。各回の内容は次の通り。時間はいずれも午前十時半~正午です。
▽一日(水)近文アイヌ民族の住居から開拓初期の建築(チセ住居、開拓小屋、碁盤目の都市計画、木造在来建築)
▽八日(水)明治時代の建築と師団建築の発展(屯田兵屋、師団建築、産業集落形成、石造煉瓦造、洋風建築)
▽十五日(水)大正から昭和初期建築の発展と変遷(大正ロマン建築、和洋折衷様式、鉄筋コンクリート造建築、帝冠様式)
▽二十二日(水)戦後の建築から現代建築への発展と変遷(店舗建築、団地集合住宅、積雪寒冷地住宅、買物公園、中高層建築)
受講は無料。一日だけの聴講も可能です。申し込み不要。直接会場に来てください。問い合わせは建築史意匠研究室(℡34―3494)へ。