ゲーデ弦楽四重奏団=写真=のコンサートが十月三十日(木)午後六時半から、大雪クリスタルホール音楽堂(神楽三ノ七)で行われます。
旭川宝田学園(五十嵐敦子理事長)の文化事業「フレンドシップコンサート」としての開催です。世界レベルの音楽を地域の人や生徒たちに提供しようと、九五年度(平成十七年度)から毎年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーを招いてコンサートを開き、今年で十回目になります。
同楽団を率いるのは、ウィーン・フィル前コンサートマスターのダニエル・ゲーデ氏です。二〇一一年、長年の夢であった弦楽四重奏団を編成。この年は東日本大震災のあった年でしたが十一月に初来日し、大きな被害のあった気仙沼市、いわき市、二本松市、仙台市などでボランティアのコンサートを開催しました。ダニエル氏自身は五回にわたって震災後の東北地方の学校、病院などを訪問し、家族や友人などとともに五十一回のボランティア・コンサートを行っています。
当日のプログラムは、モーツァルト「ディヴェルティメント」K一三六ニ長調、ドヴォルザーク弦楽四重奏曲第十二番ヘ長調作品九十六「アメリカ」、グリーグ弦楽四重奏曲ト短調作品二十七の予定です。
チケットは一般三千円、学生・六十五歳以上・ペアは二千五百円。大雪クリスタルホール売店、たかすメロディーホール、ヤマハミュージックリテイリング旭川店、玉光堂旭川店、コーチャンフォー旭川店ミュージックコーナーなどで取り扱っています。
問い合わせは旭川宝田学園(℡51―3220、旭川明成高)へ。