旭川大学が運営する市民対象の生涯学習事業(AEL・愛称アエル)の「経済経営講座」が十月二日(木)の第一講座を皮切りに、三十一日(金)の第十講座まで、全十回に渡り開講します。
道北地域の経済活動に活力を与え、大学と経済団体などが連携して地域の企業で働く人材の育成を主な目的とした講座です。
第一講座だけが木曜日で、続く九回の講座は、毎週水曜日と金曜日、いずれも午後一時半から、同三時まで。会場は、旭川商工会議所(常盤通一)。受講無料。定員は各講座五十人。申し込み・問い合わせは、旭川大学事務局庶務課内アエル事務局(℡48―3121、℡48―8718)へ。
講座の日程と講師(第七講座だけが旭川工業高等専門学校校長で、あとは旭川大学経済学部)、テーマは次の通り。
▽第一講座 二日(木)「道北市町村自治体の小規模高齢化の現状と地域再生の課題」(大野晃教授)▽第二講座 三日(金)「若者人材育成とインターンシップ―北海道における制度つくり―」(横田宏樹准教授)▽第三講座 八日(水)「JAL倒産と粉飾決算―合法・違法・脱法―」(吉田勝弘教授)▽第四講座 十日(金)「世界経済の展望と北海道」(大野成樹教授)▽第五講座 十五日(水)「エネルギー供給の変化と環境問題」(張興和教授)▽第六講座 十七日(金)「地域経済と幸福度」(木谷耕平助教)▽第七講座 二十二日(水)「松下実践経営哲学と学校経営」(清水啓一郎・旭川高専校長)▽第八講座 二十四日(金)「コンプライアンスと組織」(安藤均教授)▽第九講座 二十九日(水)「アベノミクスと旭川経済」(浅沼大樹准教授)▽第十講座・閉講式 三十一日(金)「旭川における企業の成功モデルを求めて」(江口尚文教授)