東神楽町の小学生たちが二十三日、コープさっぽろルミネ東光店(豊岡一ノ五)で、スーパーの仕事を体験した。参加したのは東神楽小と東聖小の四年生から六年生までの、チャレンジクラブに入会している二十二人。同町教育委員会が主催し、コープさっぽろが協賛した。
同町は食育推進計画を策定し、今年度は文科省の「スーパー食育スクール」、農水省の「学校給食地場食材利用拡大モデル事業」の指定校になっている。この日のお仕事体験は、こうした食育教育の一環だ。
午前中に町内の北川農園でピーマンの収穫を体験した子どもたちは、午後からルミネ東光店へ。野菜、肉、魚、惣菜の四班に分かれ、おそろいのエプロン姿で店員の指導を受けながら仕事を体験した。
野菜班はニンジンを袋に詰めてから、売り場に並べる作業に取り組んだ。全員ほとんど話をすることなく、黙々と手を動かした。
子どもたちは「緊張して、ドキドキしている」「こんなのやったことがないので、とても楽しい」「店に来きたことはあるけど、作業をする店の後ろに入ったことはなかった」などと感想を話していた。