作詞家・小説家なかにし礼の講演会が二十二日(土)午後六時から、旭川グランドホテル(六ノ九)で開かれます。旭川大学(山内亮史学長)が生涯学習事業として実施している公開講座の一環。「私の詩(うた)と人生そして反戦」と題して話します。
なかにしは一九三八年(昭和十三年)、旧満州国(現中華人民共和国黒竜江省)生まれ。戦後、家族とともに何度も死の危険に直面しながら、満州から小樽に引き揚げて来ました。その後、東京で育ち、立教大学を卒業。作曲家の道に入り約四千曲を作詞。作家としても活動しています。
代表作の詞に「今日でお別れ」(菅原洋一)、「北酒場」(細川たかし)、「石狩挽歌」(北原ミレイ)、「時には娼婦のように」(黒沢年男)など。小説に二〇〇〇年に直木賞を受賞した「長崎ぶらぶら節」のほか「兄弟」、「赤い月」などがあります。
参加無料。定員は四百人です。電話かファクス、メールで申し込んでください。
申し込みと問い合わせは、旭川大学事務局庶務課(℡>48―3121、FAX48―8718、メールu-webmas@live.asahikawa-u.ac.jp)へ。