サケの里親宅で卵が孵化

あさひかわサケの会(北島惇二代表世話人)の会員らが育てているサケの卵が、十二月下旬から孵化(ふか)し始め、年明けにはほとんどの卵が孵化した。今は稚魚となって、三月下旬の放流を待っている。

サケの受精卵二万五千粒は、十二月中旬、大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)が、道総合研究所さけます内水面水産試験場(恵庭市)から譲り受けた。サケの会が石狩川に架かる栄園橋(当麻町)上流右岸に人工産卵床を作り二万粒を埋設。残り五千粒を同会会員や幼稚園などが里親になって飼育している。

北島代表宅では約一千粒を預かり、水温を八度から十度に保って飼育している。十二月二十六日から孵化が始まり、今月二日ごろまでに、すべての卵が孵(かえ)った。「孵ったばかりの稚魚はお腹にオレンジ色の栄養袋を付け、とてもかわいくて目が離せません。もうすぐ自分で元気に餌を取るようになるでしょう。たぶん石狩川の人工産卵床に埋設した卵も孵っているころだと思います」と北島さんは笑顔で話す。

同会は三月下旬、サケの稚魚の放流会を忠別川河畔で開く予定だ。