三浦綾子・光世夫妻直筆メッセージ展を開催中

「三浦綾子・光世夫妻直筆メッセージ展」が、優佳良織工芸館(南が丘三・木内和博館長)正面ロビーで開かれています。

同館では昨年、三浦綾子さんと、同館を含む北海道伝統美術工芸村の創始者で織元の故木内綾さんの手紙のやり取りをたどる「二人の綾子展」を開催し、好評でした。シリーズ第二回となる今展では、故三浦綾子・光世夫妻が木内綾さんに宛てた手紙二点、贈られた本に書かれたメッセージ五点を展示しています。

手紙、メッセージはどれも口述筆記によるため、文字は光世さんのもので、その言葉の表現に二人の個性が現れています。

同館企画室の木内佳珠さんは「夫妻が本を出版すると、必ず一筆添えて織元に贈られていたようです。直筆の手紙は百通以上を保管しているのですが、プライベートな内容のものも多く、全てを展示できる訳ではありません。夫妻の気持ちのこもった手紙をこの機会にぜひ見ていただきたいと思います」と話しています。

同展の観覧は無料、入場時間は午前九時から午後五時まで。問合せは優佳良織工芸館(TEL62―8811)へ。