第三回を迎えた「“雪の降る街を”旭川冬の写真コンクール」で、本多佑さん(82)の作品が金賞(旭川市長賞)を受賞した。
旭川に初雪が降った日、税理士の本多さんが所要のため商工会議所に向かう道すがら、八条買物公園付近からロータリー方面に向けてシャッターを切った。「風がなかったので、ナナカマドにふわりと雪が積もっていました。旭川らしい冬景色だと思って撮影しました」と話す。長男の豊さん(55)も今回、特別賞(プロバスクラブ賞)を受賞した。
今展には二百五十一人から五百三十七点の応募があった。金賞の受賞を知らされた本多さんは「若い時は冬山に撮影に出かけたりしましたが、最近はあまり撮っていませんでした。今回はたまたま撮った写真ですから、金賞とは驚きで、何だか恥ずかしいですね」と話していた。