旭川ゆかりの詩人、小熊秀雄の作品を楽しむ朗読会「夏の詩(うた)2015」が十八日(土)午後六時十五分から、じゃずそば放哉(ほうさい・六ノ七昭和通)で開かれます。現代詩の全国公募賞、小熊秀雄賞を運営する市民実行委員会(橋爪弘敬会長)が主催する連続企画、十二回目です。

 今回は、今春の第四十八回小熊賞を受賞した中島悦子さん(横浜市)の詩集「藁(わら)の服」所収の作品と小熊の詩を七人が朗読します。朗読者と詩は次の通りです(敬称略)。

 ◇詩集「藁の服」から

 ・高田学「罠をめぐる」

 ・平泉美智子「屋根をめぐる」「奇術をめぐる」

 ・北川武子「黒をめぐる」「声をめぐる」

 ◇小熊秀雄の詩

 ・吉木俊司「泥酔歌」

 ・森内伝「なぜ歌いださないのか」「女のすすり泣きの歌」

 ・楢木野寛「現実の砥石」「旭川風物詩より(二)常磐公園所見、(六)旭橋の感想」

 ・加藤雅敏「しゃべり捲くれ」「馬の胴体の中で考えていたい」

 参加費は、珈琲とケーキのセットが付いて千二百円(実行委会員は千円)。六十席限定です。

 前売りチケットは、こども冨貴堂(七条買物公園TEL25―3169)で販売中。問い合わせは、実行委事務局(TEL61―2731)高田さんへ。