参院の特別委員会で審議が続いている安保法制に反対する集会とデモが八月三十日、旭川市役所前広場と昭和通などで行われた。
あさひかわ九条の会のメンバーや護憲を求める市民グループ、労働組合の組合員ら約千二百人が参加。「若者を戦場に送るな」「憲法を守れ」「戦争法案を廃案に」などと書かれたプラカードや旗を掲げてデモ行進した。
中には乳母車を押す若いパパ・ママや、ギターに合わせて歌を歌いながら行進する若者のグループも。デモの列は六百㍍以上になった。
通りかかった飲食店経営の男性(64)は、「こんな大規模なデモを旭川で見るのは、何十年ぶりだろう」と驚いていた。