モンゴルの伝統的な弦楽器「馬頭琴」の演奏会が十一月三日(火・祝)午後六時半から、真宗大谷派旭川別院(宮下二)の本堂で行われます。

 馬頭琴は、先端が馬の頭部の形をしている二弦の楽器です。当日はモンゴル琴との二重奏で演奏します。またモンゴル伝統の喉笛「ホーミー」の演奏も行われます。口腔内に声を共鳴させる独特な歌唱法で、「ふるさと」など日本の曲を含む数曲を演奏する予定です。馬頭琴の奏者はアヨーシ・バトエルデネさん、モンゴル琴は女性奏者のチョウジャブ・ミャガマルスレンさんです。

 このコンサートは、お寺の行事「報恩講」(十一月一日~五日)の期間中に行われます。旭川別院輪番の金﨑恵明さんは「お寺を身近に感じ、仏教に興味を持つきっかけにしてほしいとの趣旨で開くコンサートです。気軽に来場してください」と話しています。

 無料ですが、整理券が必要です。問い合わせは旭川別院(TEL22―2409)へ。