「デフレの正体」や「里山資本主義」などのベストセラーで知られる藻谷浩介さんの講演会が七日午後六時半から、ときわ市民ホール(五ノ四)で開かれます。旭川に公立「ものづくり大学」の開設を目指す市民の会(伊藤友一会長代行)の主催。

 藻谷さんは、日本総合研究所調査部主席研究員。日本全国のほとんどの都市を訪れていて、現地を歩いて回り、また市町村関係の統計数字や地域特性を詳しく把握した上で、その都市の抱える問題点を解析し、具体的なまちづくりのあり方を提言する活動を続けています。

 その藻谷さんが、旭川が直面する課題、「ものづくり大学の設立」「新市庁舎の建設」「観光による地域経済活性化」の三つのテーマについて、独自の解析と具体例を挙げながら語ります。

 参加費は五百円。問い合わせは、旭川に公立「ものづくり大学」の開設を目指す市民の会事務局(TEL56―2319)まで。