東日本大震災からもうすぐ五年が経つ。現地では今なお多くの人たちが仮設住宅での生活を余儀なくされている。「仮設住宅で孤独死した人が百八十八人。時間とともに高齢化がさらに進み、孤独死の増加傾向が続く恐れがある」という報道もあった。美瑛町で「カフェレスト・木のいいなかま」を営む岡田良平さん(69)は震災以降、冬と春の年二回、これまで十回にわたり、被害が大きかった石巻市渡波(わたのは)地区にある仮設住宅・第二団地を訪ね、慰問を重ねている。岡田さんは「日本の北と南から石巻に元気を届けようプロジェクト」と名付けている。慰問を続けている理由と、現地の現状を岡田さんに聞いた。

(佐久間和久記者)

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