四月から始まる「電力の自由化」について学ぶ講演会が十八日(金)午後七時から、まちなかぶんか小屋(七条買物公園)で行われます。原発や沖縄基地の問題について活動する市民グループ「チーム今だから」の若手メンバーでつくる「今、ここからはじめよう」の主催。

 講師は、元北電社員で原発ゼロをめざす旭川連絡会代表の水島能裕さん(69)です。一九四七年(昭和二十二年)、上砂川町生まれ。東北大学法学部を卒業後、北電に入社し旭川支店に勤務。当時から原発に反対していて、定年まで旭川支店で主に総務畑を歩みました。退職後は全国各地で講演し、発電量のデータや海外の電力事情など具体的な資料を示しながら、原発はゼロに出来ることを論理的に訴えています。

 当日は、新電力はどのように家庭に届けられるか▽どのくらい電気料金が安くなるのか▽新電力会社にとって障壁となっている「託送料金」について▽自治体の新電力導入状況、などについて話す予定です。

 参加費は二百円。問い合わせは大江さん(TEL080―5589―6759)へ。