サケの稚魚を一緒に放流しませんか――。大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)が、二十七日(日)午前十時から、神楽岡公園の忠別川左岸で行う「サケ出発式」への参加を呼びかけています。

 同会は一九八四年(昭和五十九年)から、家庭や職場でサケの卵を孵化(ふか)させて稚魚を飼育し、雪解けの時期に放流する活動を続けています。今年で三十三回目の放流です。

 当日は、卵から育ててきた“里親”たちと一緒に、海へと旅立つ稚魚を見送ります。申し込み不要。放流用の容器を持参してください。ぬかるむので長靴が良いでしょう。

 放流の前には、旭川アイヌ協議会とチカップニアイヌ民族文化保存会による祈りの儀式「カムイ・ノミ」も行われます。

 問い合わせは、橋詰さん(TEL090―9432―6572、平日は午後六時~九時)へ。