NPO法人もりねっと北海道が突哨山で春植物のガイドを務める「花案内人」を募集します。

 比布町と旭川市の境界にある突哨山は、国内有数のカタクリの群生地として知られています。四月からゴールデンウイークにかけて、カタクリやエゾエンゴサクの花が丘陵全体を覆うように咲き誇り、市内や道内ばかりではなく全国からたくさんの人が訪れます。

 そうした来訪者に、ボランティアで短時間のガイドをする案内人を養成する室内講義と現地実習の講座を開講します。

 資格は一切問いません。人とのコミュニケーションが好きで、突哨山の自然や歴史、魅力を紹介する役目を果たしたり、突哨山について学びたい人、三十人程度を募集します。

 室内講義は、今月十五日(金)と十六日(土)のいずれも午後六時半から~午後九時。両日とも同じ内容で、どちらか一回の受講が必要です。会場は、市民活動交流センター(市内宮前一ノ三)。

 現地実習は、今月十七日(日)午前九時から正午まで、突哨山で行います。過去二年間、花案内人の活動実績がある人は、室内講義の受講は省略できますが、現地実習は全員必修です。

 「花案内人」の活動は、二十九日(金)~五月五日(木)の七日間。 午前十時~正午、午後一時~午後三時の半日交代制で、半日単位で都合に合わせて選べます。

 もりねっと北海道の清水省吾さんは「養成講座は花案内活動に参加されない方でも受講できます。一緒に突哨山について学びましょう」と呼びかけています。 募集締切は十三日(月)午後五時。申し込み・問い合わせは、 午前九時~ 午後五時の時間帯に、もりねっと北海道(TEL・FAX 76―2006)、E―メール ask@morinet-h.org へ。