奉仕団体の旭川クリスタルライオンズクラブ(荒井一弘会長)は十四日、市内の全小学生に配布する反射シール一万六千枚を市に寄贈した。

 交通事故を防ぐため自転車などに貼る反射シールで、ゴールデンウイーク前までに市内五十四の小学校に配布され、全児童の手元に届く予定だ。

 小池語朗教育長が「毎年、小学生の交通事故が起きていますので、大変有り難いです」と話すと、荒井会長は「当クラブは児童センターのお手伝いなど、子どもに目を向けた活動が多い団体です。今年が設立五周年で、記念事業として子どもたちに何かしてあげたいという思いから反射シールをと考えました。これから自転車の季節になりますので、少しでも交通事故防止に繋がればと思います」と答えていた。