早春の野草を楽しむ「カタクリフォーラム二〇一六」が五月一日(日)午前十時から、旭川市と比布町の境界にある突哨山で開かれます。

 突哨山と身近な自然を考える会(出羽寛代表)とカタクリ楽団(堀川真楽長)の共催、NPO「もりねっと北海道」の協力です。

 一九九三年(平成五年)、バブル経済の晩期に、この山にはゴルフ場の造成計画が浮上していて、市民有志が身近な自然を守ろうと始めた「野の花のお花見」です。

 メイン会場は、カタクリ広場。市内東山にある旭川刑務所正門前の坂を百㍍ほど上った右側です。

 植物や樹木、動物に詳しいガイドと一緒に巡る「野歩き」が、午前十時と午後零時半の二回、カタクリ広場から出発します。約二時間、春の雑木林の自然を楽しみながら歩きます。

 広場では、フリーマーケットやお茶の野点、カタクリ演芸会が行われます。この日だけ登場する特製「カタクリ団子」や山の麓の農家産のコメを使った「特製おにぎり」の販売もあります。

 また、地元の農家の母さんたちのグループが、ホウレンソウやイチゴ、豆類や加工品を販売します。

 フォーラムの参加費として、五百円のカンパをお願いします。絵本作家・堀川真さんデザインのバッヂが「参加者マーク」になります。

 問い合わせは、塩田さん(TEL23―8744)か、出羽さん(TEL090―6267―6521)へ。