アートホテルズ旭川(七ノ六)が、髙砂酒造(宮下十七)と協力し、同蔵の「国士無双 大吟醸」の酒粕を使った「酒粕らすく」と「酒粕けーき」を開発、今月上旬から販売を始めた。
「酒粕らすく」は、北海道産小麦を使ったホテルオリジナルの食パンに、特製甘酒ペーストをからめて焼き上げた。軽い歯ごたえと、口の中に広がる酒粕の風味が特徴。
「酒粕けーき」は、アーモンドパウダーを、酒粕を大吟醸酒でのばしたものと合わせて低温のスチームオーブンでしっとりと焼き上げた。北海道の黒豆が入り、アルコール分を含む「大人のスイーツ」だ。
酒粕は、美容や健康に効果のある食材として近年注目を集めている。地場を代表する酒蔵の酒粕と道内産の食材を組み合わせた両商品は、国士無双の刻印が入った一合枡に入っている。
「酒粕らすく」、「酒粕けーき」ともに五百五十五円(税別)。アートホテルズ旭川一階にあるパティスリーリラで販売中。問い合わせは、同ホテル(℡25―8811)へ。